海外VPNを勧めるサイトが多い本当の理由

なぜ海外版VPNを勧めるサイトが多いのか


 VPNに関する情報収集をしていると、日本語対応でなかったり日本語サポートが無い海外版のVPN(まとめて「海外版VPN」と呼びます)を勧めているサイトがとても多いことに気づきます。その背景にある事情を暴露します。



なぜ海外VPNを勧めるのか


アフィリエイト報酬が高い


 海外版VPNは日本語版VPNと比べてアフィリエイト報酬が高いです。


アフィリエイト報酬額
(1年版/円換算)
海外版VPN A 3940円(36米ドル)
海外版VPN B 3036円(27.6米ドル)
日本語版VPN A 484円
日本語版VPN B 435円
日本語版VPN C 322円

 よくVPN比較サイトやレビューで「おすすめ」として高評価を得ている海外版VPN2種類と、主要な日本語版VPNのアフィリエイト報酬額を調べてみました。


 結果は一目瞭然。海外版の方が報酬額が圧倒的に大きく、こちらを売った方が利益になることが分かります。海外版はアフィリエイトの報酬率が30%以上という例が多い一方、日本語版は15%以下が一般的です。


 更に、海外版VPNは一回限りの報酬発生ではなく、購入したユーザーが契約を「更新」するとその更新料まで入るものもあり、とても儲かります。


海外版VPNの報酬率

海外VPNの報酬率

 とはいえ、海外版VPNの中には私も使ってみて「これは良いな」と思うものもあり、全てをアフィリエイト報酬目当てと断罪してしまうのもどうかと思います(私自身も一部海外版VPNをおすすめしています)


最近まで日本語版VPNが少なかった


 もう一つ大きな要因として、最近まで「日本語版」のちゃんとしたVPNが少なかったという事情があります。


 日本語版VPNとして当サイトで人気のカスペルスキーは2016年発売、同じく人気が高いノートンも2017年春の発売です。


 Hotspotは何年も前から日本語版があったものの、未だに日本語サポートがありません(ソースネクスト経由で買えばサポートがある)


 単純に「最近までは」選択肢が無かった、という点も大きな要因と言えるでしょう。


情報発信者が外国人というケース


VPN情報は外国発信のものが多い


 海外では政府による検閲などがある事情から、以前からVPNへの注目が高いです。しかし日本ではフリーWiFiの普及の遅れと相まって、VPNへの注目はまだまだ低いです。2017年頃からようやく市場が立ち上がったばかりです。


 英語などでVPNの情報を発信してきた海外のアフィリエイターは既に数多くおり、その中の一部の人が自分のコンテンツを日本語に翻訳して発信している例がチラホラと見受けられます。


 海外にいる外国人は日本の事情に明るくないので、本国で勧めているのと同じもの(つまり海外版VPN)を勧めるのは仕方のないことなのかもしれません。


今後は日本語版VPNに注目しよう


 私はセキュリティソフトのレビューを2007年から続けており、様々なセキュリティ企業の方とお話する機会がありますが、多くの会社はVPNの普及にとても前向きです。


 誰もが知っているような大手セキュリティ企業が日本でもVPNに力を入れ始めているので、今後は海外版VPNを選ぶ必要性がどんどん低下していくと思います。




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