キーボードPCとは? | キーボード一体型のパソコン

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キーボードがパソコンになる

 キーボードとPC本体が一体となった、「キーボードPC」を解説します。スティックPCと比較しながら、その実用性を検証しましょう。


使い方は?

 キーボードPCは、キーボード(兼PC本体)をHDMIでテレビ等のモニターと接続して使います。この他、電源用のケーブルも接続する必要がありますが、キーボードにタッチパッドが付いているのでマウスを接続する必要はありません。(タッチパッドの操作性はあまり良くありませんが)


スペックは?

 2016年1月発売予定のWP004-WH(テックウィンド)のスペックは以下の通りです。


OS Windows 10 Home 32bit
CPU Atom Z3735F
メモリー 1GB
ストレージ 32GB
カードリーダー microSD
USB USB2.0×2

 基本的なスペックはスティックPCと一緒です。簡単なネットサーフィンや、動画鑑賞には使える性能です。スティックPCよりもUSB端子の数が多いのと、イヤフォンジャックが付いているという点では若干高機能です。


スティックPCとの比較

キーボードPCのメリット・強み

 なんといっても、キーボードPCを持ち歩くだけでOKという点は良いですね。外出時に持ち歩く場合は、スティックPCよりキーボードPCの方が手軽で良いでしょう。


キーボードPCの弱点

 最大の弱点は、有線接続が必要だという点です。テレビ(もしくはモニター)とHDMIケーブルで接続し、更に電源コードも必要です。2本のケーブルをキーボードに直接挿さねばならないので、見た目がすっきりしませんし、コンセントやテレビ・モニターから離れた場所で使うことが出来ません。スティックPCでは、無線キーボードを使えばこの2点は問題になりません。
 また、多くの人が心配している通り寿命や故障にも弱いでしょう。スティックPCであれば、キーボードと本体はそれぞれ独立しているので壊れた方だけを買い替えるだけでOKです。しかし、キーボードPCではそうはいきません。また、キーボードというと飲み物をこぼしたりすることもあるでしょうから、故障リスクは無視できませんね。




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