ドスパラのゲーミングPCブランド「GALLERIA」初の超小型PC、GALLERIA Mini1060の実機レビューです。

 500mlペットボトル2本分という「超小型」を実現していながら、3Dグラフィックを難なく処理する高性能を実現した1台です。GeForce GTX 1060 6GBを搭載しています。

 FF15ベンチマークテストの結果や、実機でないと分からない「静音性」などを詳しくレビューしていきます。

追記 現在は販売終了となっています。超小型PCでゲームをプレイするのであればmini Regulus AR5がおすすめです。

動作感・使用感

使ってみた感想や実機で計測した細かいデータを紹介していきます。

動作感(ベンチマークテスト)

 ブラウザでネットサーフィンする分には「ハイスペック過ぎる」くらいの高性能機です。通常の使用では不満を感じる場面はまず無いでしょう。

 FF15のベンチマークテストの結果は以下のとおりです。

スコア
1回目5479
やや快適
2回目5762
やや快適
3回目5791
やや快適
平均5677
FFのベンチマークテスト

静音性は?

 ネットサーフィンやメールなど、通常の使用シーンであれば一般的なデスクトップPCよりも静かだと思います。音の質も、デスクトップPCと同じ感じなので神経質な私でも問題無かったです。

本体側面から覗く冷却ファン

 ただ、ベンチマークテストを実施している最中に高負荷の状態が続くと、ファンが高回転になりやや音が大きくなりました。エアコンを付けていれば気になるほどではないと思いますが、無音の部屋だと気になる人もいるかもしれません。

高負荷状態から電源を落とすまで(約21秒)

省スペース性

四辺の長さはボールペンとおなじくらい

四辺の長さはボールペンの長さと同じくらいと、大きくなりがちなゲーミングPCの中では圧倒的な小ささをほこります。

ACアダプター

少し気になったのがACアダプターのおおきさです。レンガほどの大きさ、重さでした。本体が小さいだけに「大きい」と感じてしまいます。ゲーミングPCなので致し方ない面もあるかと思いますが・・

消費電力の実測値

 デスクトップPC用のCPUなど、ハイスペックな構成なので、消費電力はやや大きかったです。ワットモニターで計測したデータはこちらです。

シーン消費電力
Youtubeで1080pの動画を
フル画面再生
最初は50W程度だが
落ち着くと25W程度で推移
ベンチマークテストで
高負荷を与えたとき
125W前後

 ベンチマークテスト中はほぼ120W台で推移していました。

 なお、Youtubeの動画(1080p)をフル画面で1時間再生し続けたところ、消費電力量は0.02kWhとなりました。平均で20~30Wというところでしょうか。30Wの場合、1時間あたりの電気代は0.78円(26円/kWhと仮定)となります。

外観

本体を正面から 側面にもUSB端子が2つ
本体背面 拡張性もばっちり
17インチモニターに接続しても邪魔にならない
キーボードと比較してもこの小ささ