2016年7月29日にドスパラから発売されたスティックPCです。
 これまでのスティックPCで使われていた、Atom 3735Fプロセッサーの1.8倍(ベンチスコア比)の処理能力を誇るAtom z8500に、4GBのメモリーを搭載したことで、従来品よりも2ランクほど上をゆくスペックを実現しています。ネットサーフィンなどの作業も快適にこなせる一台となっています。

なお、後継機種として2017年2月にDG-STK4Dが発売されました。当機種とはCPUが異なります。 関連記事:DG-STK4Dの実機レビュー

動作感

 ドスパラ様から実機をお借りすることが出来たので、半日かけてじっくり検証してみました。

ネットサーフィンは快適

 私が1年前に購入したMS-PS01F(Atom Z3735Fモデル)というスティックPCは、ネットサーフィンをするにはスペック不足です。ページの表示も遅いですし、頻繁に短いフリーズを繰り返してしまいます(我が家では動画再生用として活躍中)


ドッキングステーション「DG-STKLC」(オプション)

 ですが今回紹介するDG-STK4Sは冒頭で紹介した通り、処理能力の高いCPUと大きなメモリーを搭載しているため、ネットサーフィンにも問題なく使えました。さすがに高性能PCのようにサクサク動くわけではありませんが、一般的なノートPCと遜色ない使用感だと感じました。多くの人が日常的に使えると思います。

 ちなみに、「ヤフーニュース」のニュース記事を15個同時にタブで開いても動作感は変わりませんでした。16個あたりから若干もたつきが見られましたが、それでも「フリーズして何も出来ない」という状態にはなりませんでした。

動画鑑賞も無問題

4K画質で動画再生してみた

試しにYoutubeでHD画質(1080p、1440p)の動画を再生してみましたが、全く問題はありません。まあ1080pくらいなら以前のモデルでも問題なく対応できますけど。

 続いて、4K動画も試してみました。正直、高性能化しているとはいえ厳しいかな・・と思っていたのですが、4K動画も問題なく再生出来ました。1時間の動画を2回繰り返して、全画面表示で再生し続けましたが、それでも問題無しという結論です。読み込みが追いつかなくなることもありませんでした。アンテナが外出し、そして11ac規格に対応したことが生きているようです。

気になる点

 使ってみて気になった点を指摘します。

冷却ファンの音

 従来品よりもファンの音が気になります。
 静かな部屋(窓閉め、エアコンなし)だと4m離れてもファンの音が耳に届きました。音の大きさもさることながら、やや存在感のある音質なので、最近のデスクトップPCよりも気になるかもしれません。

映画などを見ていれば、その音声でかき消されるかな・・という感じではありますが、クラシックコンサートの映像を再生するような使い方には向かないと断言出来ます。ちなみに、DG-STK2Fなどの従来品は2mも離れればファン音が聞こえない程静かです。

冷却性能 熱対策は?

 スティックPCでよく懸念されるのが、発熱です。

2時間ほど動画を撮影した後のCPU温度

 お盆の東京、エアコン無し・窓を閉めきった部屋でYoutubeの4K動画を全画面表示で2時間にわたり再生し続けましたが、その限りでは動作に支障はありませんでした。とはいえ本体のプラスチック部分はかなり熱くなり、金属部分(アンテナの接合部分)は触れない程の温度になっていました。

本体が若干大きい

 これまでのスティックPCよりも、一回り大きいです。
 とはいえスティック型であることに変わりないですし、スティックPCの使われ方を考えれば、特に支障があるとは思えません。

ms-ps01fとの比較

写真

本体

microUSBは電源用
フル規格のUSBポートが2つ付く

付属品

ACアダプターとケーブルは一体型(取り外し不可)
ケーブル長は約1.5mと充分な長さです
この他、HDMIの延長ケーブルも付きます