2015年7月発売のWindows10搭載スティックPCです。ドスパラという秋葉原のパソコン屋さんの商品です。発売当初、当サイトではダントツの一番人気のスティックPCとなっていました。以下、その人気の秘密を詳しく紹介していきます。

いいところ

まずはテストしてみて良いと感じた部分を紹介します。

冷却ファン搭載

長時間使うと温度が高くなり過ぎてフリーズする、という欠点があったスティックPC。でもDG-STK2Fなら心配ご無用。冷却ファンのおかげで、2時間連続でYoutubeの動画を再生しても最後まで全く問題はありませんでした。ファンレスのモデルと比べると、本体の発熱は大分抑えられています。

 故障の原因にもなりやすいファンですが、日本電産コパル製を採用しているのでその辺りの信頼性は高いですね。

USB差込口が2つある

USBの差込口が一つしかないモデルが多い中、DG-STK2Fには「USB2.0」と「micro USB」の差込口があります(電源用とは別) micro USBをUSBに変換するケーブルが同梱されているので、これを使えばUSBは2つです。

スティックPCにはUSBハブの使用をおすすめしていますが、DG-STK2Fでは無くても大丈夫というユーザーも多いでしょう

側面にUSBポートが2つ

圧倒的低価格

2万円前後の製品が多い中、DG-STK2Fは15984円という低価格。CPUやメモリーは他のモデルと同じ内容で、おまけに上で紹介した2つの魅力を兼ね揃えているのでコストパーフォーマンスは最強です。

気になるところ

デメリットの部分を紹介します。

電源ケーブルが短い

電源ケーブルが55cmと、短いのが気になりました。私の環境ではギリギリ足りましたが、コンセントまで少し遠いと届かなくなります。マウスコンピュータのMS-PS01Fは90cm、ファンレスのDG-STK1も66cmなのでちょっと短いですね・・ 使用場所の状況を見て、自分でmicro USBケーブルを購入しましょう。

同梱物

ファンは常時作動

冷却ファンは常時作動のようです。電源をオンにすると同時に、高音のモーター音がかすかに聞こえてきます。ノートPCなどと比べると更に小さな音ですが、全くの無音というわけではないです。1mも離れれば聞こえませんが、至近距離で使う場合はファンレスで無音のDG-STK1がおすすめです。

写真

本体

冷却用のスリットが刻まれた本体
本体側面

同梱物

ACアダプターもコンパクト