Webroot SecureAnywhereの評価レビュー

WEBROOT SecureAnywhereの管理画面

バツグンの軽さ

 アメリカのコロラド州に本拠地を置く、ウェブルート社のセキュリティソフトです。日本での知名度はほぼゼロ、米国では最近になって徐々に浸透しているようで、Amazonの販売ランキングでTOP10入りしています。
 あまり知られていないソフトですが、動作の軽さではNo.1と評価出来る実力を持っています。値段も安いですし、候補の一つとして要チェックです。

ウイルス検出率 動作の軽さ 購入・無料体験版
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軽い
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Webroot SecureAnywhereの評価(総評)


セキュリティ性能


セキュリティ性能(安全性)は?  ここ数年はウイルス検出率のテストに一切参加していないため、評価不能です。


 以前参加していたAV-TESTの調査では検出率79.0%(2013年7月)を始め、他のソフトと比べると著しく低いと言わざるを得ない結果をいくつも残していました。だからこそテストに参加しなくなったのだと思います。ウイルス検出率は高くないと推察するのが妥当でしょう。


 一方、MRG Effitasが行ったネットバンキングの保護のテスト(結果はリンク先下段)では、カスペルスキーノートンと並んで「防御率100%」(2016年Q1、Q2連続)の評価を得ています。


 やや不安は残るものの、セキュリティ対策としては一定の役割を果たしてくれるはずです。


動作の軽さ


評価方法
起動時間 WEBサイト
5ページ同時読込
ウェブルート 40.95秒 7.49秒
ソフト無し 40.42秒 7.42秒
増減
+1.33% +1.0%

動作の軽さは?  体感的にはセキュリティソフト無しの状態と全く変わりません。実際にタイムを計測してみても、上表のとおりPC本来の性能が出ています。トップレベルの軽いセキュリティソフトです。


 普段の動作が軽快なだけでなく、インストール・アンインストールやウイルススキャンもかなり高速です。アンインストールは開始した直後に終了(ほんの一瞬)、ウイルススキャンも42秒で完了しました。


 気になる点としては、ウェブサイトの表示がいつまで経っても始まらない、という不具合がありました。1年前にウェブルートを試した時にはそうした事は無かったので、私のPCとの相性が悪かった可能性は否定できません。





購入・価格一覧

1台/1年 3937円
1台/3年 8820円
3台/1年 4882円
3台/3年 8904円
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 最安の「アンチウイルス」にもファイアウォールやフィッシング詐欺対策機能など、他のセキュリティソフトと同等の機能が揃っています。スマホ(Android)でも使う場合は、中位版の「インターネット セキュリティプラス」を選んでください。下位版はPC(Windows & Mac)のみの対応です。


 最上位版にはファイルのバックアップ機能が追加されています。25GB分のオンラインストレージにデータぞ自動でバックアップするというものです。必要性を感じる人以外は無理に使う必要は無いです。



以下、各機能の詳細な解説が続きます

各機能の詳細・評価


ウイルス・スパイウェア対策


AV-TEST
2016/3-4月
AV-Comparatives Virus Bulletin
2016/6月
Real-World Reference Real-World
2016/6
File Detect
2016/3
既知ウイルス 未知ウイルス
-% -% -% -% -% -%
他のソフトと比べる → ウイルス検出率ランキング

 冒頭でも紹介した通り、最近はどのテストにも参加していないため「ウイルス検出率」は不明です。2013年まで参加していたAV-TESTの調査では、他のセキュリティソフトよりも群を抜いて低い検出率となっていました。


WEBROOT SecureAnywhereのウイルス検知画面


ファイアウォール


 下位版の「アンチウイルス」から最上位版の「インターネット セキュリティコンプリート 」まで装備されています。


ファイアウォール
有効
ファイアウォール
無効
下り 55.97Mbps 74.21Mbps
上り 75.13Mbps 74.22Mbps

 ウェブルートのファイアウォールを有効にした状態と、無効にした状態で速度を計測した結果は上表のとおりです(5回計測の平均値) 下りの速度が24.6%減と、大きく低下しました。


 公式サイトの説明では、アウトバウンド方向の通信をWEBROOTのファイアウォールが、インバウンド方向をWindowsファイアウォールが保護すると説明されています。従って、下りが遅いのはWindowsファイアウォールのせい、ということになるのでしょうか。


Webシールド


WEBROOT SecureAnywhereのWebシールド  WEBサイトからの脅威を対策する機能です。


 検索エンジンの検索結果に、各サイトの安全性を赤・黄・緑の3色で表示することで、危険なサイトへのアクセスを未然に防ぎます。万が一アクセスしてしまった場合には、警告画面を表示することで被害の発生を食い止めます。


 明らかに安全なサイトでも「リスクあり」と表示されていたので、精度の方は信頼性に欠けます。また、私の環境だけかもしれませんが本機能を有効にすると、一部のWEBサイトのデザインが崩れてしまいました。CSS(デザインに関するファイル)の読み込みが阻害されたようです。


フィッシング詐欺対策


 詐欺サイトにアクセスすると、警告画面が表示されます。
 実際に詐欺サイトとして報告されている5つのサイト(日本向け)にアクセスしたところ、全てブロックしました。ブラウザのフィッシング詐欺フィルターと併せて、より確実な対策が期待できそうです。


WEBROOT SecureAnywhereのフィッシング詐欺対策


パスワードマネージャー


 WEBサイトにログインする際のパスワードを、ウェブルートで管理できます。
 ご自身でお使いの他のデバイス(スマホやMacも含む)からもパスワードを呼び出せる点は便利ですが、これもFirefoxの「Sync」でも出来ることです。


バックアップ


 最上位版だけで使える機能です。


 25GBのオンラインストレージに、消えて困るデータを保管しておくことが可能です。最近はWindowsに標準でOne Driveというクラウドストレージが使えるので、わざわざWebrootで使う必要性は感じません。


システムの最適化


 ハードディスクの空き容量を増やす機能です。


 PC内をスキャンして、不要なキャッシュや一時ファイルを見つけ出し、削除します。私のPCでは初回のスキャンで385MBの空き容量を増やしてくれました。


 これに関連して「システムアナライザー」という機能もあります。PCの不調をスキャンで見つけ出すと謳ったものですが、PCに詳しい人でないと使いこなせないと思いました。効果もよく分かりません。


WEBROOT SecureAnywhereのシステムアナライザー



他のソフトを見てみる


総合セキュリティソフトの比較

掲載数が国内最多 セキュリティソフトの機能や性能を比較できます

WEBROOTと比較したいソフト


ESET PC Matic

 動作が軽いソフトをお探しなら、ESETPC Maticも検討してください。


 両ソフトとも、Webrootと遜色ない軽さを実現しており、ほぼ負荷感のないセキュリティソフトです。それでいてWebrootよりもセキュリティ性能は上で、ESETについては価格もWebrootより安いです。


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