G DATA 2017年版の評価レビュー

G Dataの管理画面

とにかく重いソフト

 ドイツのG DATA Software AG社のセキュリティソフトです。1987年からアンチウイルスソフトを販売している会社で、本国ドイツでは一定のシェアを獲得しています。

 ソフトの特徴としては、とにかく動作が重い。どんなPCでもストレスになる重さという評価です。

軽さ ウイルス対策 通信保護 脆弱性対策 WEB保護 ネット銀行保護 PC盗難対策 ID/パス管理 保護者機能

重い
99.4% Firewall
IPS
上位版のみ
他のソフトと比べる → セキュリティソフトの比較

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G Dataの評価(総評)


セキュリティ性能


セキュリティ性能(安全性)は?  詳細は後述しますが、ウイルス検出率では長年にわたりトップクラスの水準をキープしています。未知ウイルスにも強いと評価できる内容です。


 一方で、ファイアウォールの防御力が低かったり、脆弱性対策機能が今時ちゃんとしていない点などはマイナス評価で、トータルで見ると悪くはないものの、「セキュリティ性能トップクラス」とは言い難いかな、という感じです。


G Dataのブロック画面
何故かFirefoxがブロックされた


動作の軽さ


評価方法
起動時間 WEBサイト
5ページ同時読込
G Data 45.10秒 13.83秒
ソフト無し 38.63秒 7.26秒
増減
+16.76% +90.58%

動作の軽さは?  とにかく重い。当サイトで掲載しているソフトの中ではワースト1位です。


 今回はCore i5-6600のパソコンで使用しましたが、それでも非常に大きなストレスを感じました。フリーズこそしないものの、全ての動作が「もっさり」します。特にブラウザでタブをたくさん開いたり、画像が多いページ(楽天など)を開くと、なおさら遅く感じます。まるでダイアルアップ回線でネットをしているような感じでした。


 また、初回の定義ファイル更新に44分も!掛かりました。その間はフリーズすることもあり、初っ端からイライラさせられました。使用をおすすめしません。



購入・価格一覧

1台/1年 1800円
1台/3年 3680円
3台/1年 3380円
3台/3年 3980円
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以下、各機能の詳細な解説が続きます

各機能の詳細・評価


ウイルス・スパイウェア対策


AV-TEST
2016/3-4月
AV-Comparatives Virus Bulletin
2016/6月
Real-World Reference Real-World
2016/6
File Detect
2016/3
既知ウイルス 未知ウイルス
98.8% 100% 不参加 96.5% 69.2%
他のソフトと比べる → ウイルス検出率ランキング

 かねてより好成績が続いています。
 未知ウイルスについても、他のセキュリティソフトと比較してもトップクラスの検出性能であると評価できます。ウイルス対策に関してはバッチリです。


G Dataのウイルススキャン画面


 ウイルスのフルスキャンは227GBのデータ容量で16分23秒と、特に不満の無いスピードです。スキャン中は更に動作が「もっさり」としますが、フリーズする程ではありませんでした。別の作業を続行しながらでもスキャン出来ます。


ファイアウォール


 過去に行われていたmatousecのテストでは、低い成績を残していました。
 防御力はあまり高くないと評価します。


ファイアウォール
有効
アンインストール後
8.42Mbps 9.09Mbps

 回線速度の方は、数値で見ると「誤差の範囲」です。
 しかし、スピードテストをする際にダウンロードが始まるまでに「数秒以上」掛かるようになったので、体感としては非常に遅く感じました。


WEB保護


 フィッシング詐欺サイトをブロックします。
 私が試した限りでは、ブラウザ(Firefox)のアンチフィッシング機能で検知出来る詐欺サイトはG DATAでも検知していたものの、そうでないサイトに関しては「オールスルー」という感じでした。日本のユーザーがほとんどいないため、日本人をターゲットとした詐欺サイトには無力です。


G Dataのフィッシング詐欺サイト検知画面
↑検知した際の警告画面


 この他、「バンクガード」という名称でネットバンキングを保護すると謳った機能もあります。専用ブラウザが立ち上がるといったことはなく、キーロガー(キーボード入力を盗むウイルス)の動きを封じ込める機能が裏で動くとのことです。


WiFiリスク診断


G DataのWiFi安全診断  接続しているWiFiのリスクを診断する機能です。


 暗号化方式、暗号化パスワードを診断することで安全かどうか判断します。私が使っているWiFiはパスワードが「安全でない」と診断されましたが、充分安全なものを設定しているはずなんですけどね・・ 判定が厳しすぎるようです。


ペアレンタルコントロール(保護者機能)


 ・有害サイトのフィルタリング
 ・インターネットの利用時間制限
 ・パソコンの利用時間制限


 上記の3つの機能を持っています。
G Dataのペアレンタルコントロール(保護者機能)  フィルタリングに関しては、全く機能しません。アダルトサイトをブロックするように設定したのに、どのサイトも完全スルーで見放題でした(FC2、Xvideos、pornhab、DMMなど) Firefox、Chromeともに機能している様子はありません。


 利用時間制限については、1日あたりの総時間で制限することも出来ますし、曜日ごとに時間帯を設定して制限をかけることも出来ます。


 機能を有効にしても、動作感には影響力が見られませんでした(元々重いですからね・・)


上位版の機能


 ここまで紹介したのは「G DATAインターネットセキュリティ」の機能です。


 上位版の「G DATAトータルセキュリティ」には
 ・データのバックアップ
 ・ID/パスワード管理
 ・PCのチューニング機能


 の3機能を中心とする、追加機能が含まれています。
 セキュリティ対策としては「インターネットセキュリティ」で充分です。



他のソフトを見てみる


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G Dataと比較したいソフト


カスペルスキー  セキュリティ性能ではG DATAを上回ります。ウイルス検出力だけでなく、ファイアウォールや脆弱性対策など「あらゆる面で」最強のセキュリティ性能を持っています。それでいて動作の重さでも、G DATAと比べると遥かにマシと評価できる水準です。絶対的に軽いわけではありませんが、一定のスペックを持つPCならアンインストールしたくなる程ではありません。



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