AIスピーカーの買い時が「今」ではない3つの理由とは【スマートスピーカー】

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まだ買い時ではないスマートスピーカー


 スマートスピーカー(AIスピーカー)の購入を考えている人は多いと思いますが、現状ではまだ「買い時」と言える状況ではありません。実際に2台のスマートスピーカーを使う私が、その理由を説明した上で「いつが買い」なのかズバリ教えます!



なぜ、まだ買うべきでないのか


 スマートスピーカーが「買い時でない」と言える理由を紹介します。


選択肢が出揃っていない


 米国では2014年からスマートスピーカーの販売が始まっていますが、日本では2017年11月にLINE Clova WAVEGoogle Homeが発売してからまだ日が浅いです。執筆時点で国内で一般販売されているのは、まだこの2機種のみです(Amazon Echoも一応「限定」販売中ですが・・)


LINE Clova WAVEとGoogle Home


 Amazon、Google、LINEのようにプラットフォームを抑える企業が出す、いわば「純正」スマートスピーカーたちは日本市場でも出揃いつつあります。


 ですが、今後はAmazonやGoogleから音声認識AIの提供を受けてスマートスピーカーを発売するサードパーティ企業からも続々と製品が発売されます。


 ソニー、パナソニック、東芝、オンキョー、Anker、ハーマンなど多数の企業が、それぞれハードウェア部分に工夫をこらした製品を続々と投入します。


ソニー LF-S50G

ソニーのLF-S50G(2017年12月発売)

 スマートスピーカーの購入を考えるなら、それらの多種多様な製品を見てからでも遅くはありません。


対応機器が少ない


 スマートスピーカーは声で家電を操作できる点でも利便性が高い製品です。


 ですが現状では、対応している機器がまだ多くありません。本体に赤外線モジュールをそなえるLINE Clovaでさえ、現状ではテレビと照明器具(つい先日対応)の操作しかできません。


LINE Clova WAVEのテレビのセットアップ画面


 ちなみに、わが家の2009年製液晶TV(アクオス)はClova経由で操作できるので便利に使っています。しかし照明器具については、わが家にあるものが見事に対応メーカーから外れている(日立2台とODELIC1台)ため、今のところ使えていません。
 NEC、パナ、シャープなど多くのメーカーに対応済みなので、運が悪かったようです・・ 今後の拡大に期待しています。


 ネット対応家電の操作にのみ対応するGoogle HomeやAmazon Echoにいたっては、現状で「対応家電」をお持ちの家庭はほとんど無いので、買っても操作できる家電なんかありゃしません。


 別売の「スマートリモコン」を買えば操作できる家電も多いですが、スマートスピーカーの本体価格と同等以上の値段します。


対応サービスも多くない


 見切り発車で発売した面も否めないので、対応するサービスが日に日に増えているような状況です。


 例えばLINE Clova WAVEは今後、ラジオが聴ける「Radiko」に対応予定なので、対応すればClovaでラジオを聴けるようになります。今はまだ出来ません。


いつが買い時なのか?


 では、スマートスピーカーはいつが買い時なのか。
 今後の動向をふまえて予言します!


2018年1月以降に再検討を


 ズバリ、日本におけるスマートスピーカーの「買い時」は2018年1月以降だと思います。


 理由は簡単で、ソニーなどサードパーティ製のスマートスピーカーが日本市場に出揃うのがこの時期だからです。正確に言うと年末・クリスマス商戦にあわせて2017年末には大体出揃うのですが、発売して少し日が経った方が値段が落ち着いていますし、購入のための情報収集もしやすいでしょう。


 2018年初頭には米国でAppleが「HomePod」を発売するので、それとの比較もしやすくなります。失敗したくない人は2018年に入ってから購入検討するのがおすすめです。


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