音声AIを搭載したスマートスピーカーの一覧・比較【ホームアシスタント】

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  • 文:管理人石井 2017年7月18日更新
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スマートスピーカーとは?


 スマートスピーカーは会話のように話しかけることで、AIが音声を処理して様々なことができる機械です。では、具体的にどんなことができるのでしょうか。かんたんにご説明します。


何ができて、どう便利なの?


 機種によって異なりますが、スマートスピーカーが実行できる代表的な操作は以下のとおりです。


  • 家電を操作する
  • ネット通販で商品を注文する
  • 音楽を再生する
  • ニュースや天気、スケジュールを読み上げる
  • タクシーを呼ぶ
  • ピザを注文する

 スマートスピーカーは「ホームアシスタント」とも呼ばれています。声を掛けることで、あなたの秘書のように様々なサポートをしてくれるのです。


 音声による操作が基本ですが、今後は液晶画面を搭載した機種も続々と登場する予定です。いずれにせよ、AI(人工知能)が生活のサポートをしてくれるというイメージを持っておけばOKです。


アメリカでは既に人気爆発


アメリカでは既に普及しているスマートスピーカー


 日本語という壁があるため、今のところ日本向けに発売されているスマートスピーカーはまだありません。それに対しアメリカでは、2014年秋に発売のAmazon Echo(アマゾン・エコー)を皮切りに、Googleなども参入して既に1100万台(モルガン・スタンレー調査)のスマートスピーカーが販売されています。


 米国の世帯数は1.2億ですから、1世帯1台とすると既に世帯普及率は1割近くに達します。参入企業も続々と増える中、「スマホの次」と注目されているカテゴリーです。




スマートスピーカーの一覧・比較


 それでは具体的にスマートスピーカー(ホームアシスタント)を見ていきましょう。


Amazon Echo


Amazon Echo


 Amazonが開発した「Alexa(アレクサ)」と呼ばれるAIを使ったスマートスピーカーです。2014年秋に発売され、米国では71%と圧倒的なシェアを誇っています。


 関連商品として、この5月には液晶タッチパネルを搭載した「Echo Show」も投入しました。いずれも日本語への対応はまだで、日本での発売もアナウンスはありません。


Google Home


Google Home


 Googleが開発した対話型AI、Google Assistantを使ったスマートスピーカーです。


 スケジュールの確認や天気、ニュースの読み上げといったことは当然できますが、Google Homeの特徴はその名のとおり、家全体をコントロールできるという点にあります。


 例えばリビングにある端末に声をかけて、子供部屋の電灯を点けたり音楽を流したり、あるいはテレビに接続してYoutubeの動画を再生することもできます。また、Googleの製品らしく質問を投げかけるとそれに答えてくれます。


 既に日本での発売も正式にアナウンスされており、われわれ日本人が手にする初めてのスマートスピーカーとなりそうです。


Microsoft Harman Kardon Invoke


Microsoft Harman Kardon Invoke


 Microsoftが開発し、既にWindows10などにも搭載されている「Cortana(コルタナ)」と呼ばれるAIを搭載する予定です。


 できることはAmazonやGoogleとだいたい同じです。特徴は製品上部にタッチセンサーを搭載しており、なぞることでも操作ができます。2017年秋にアメリカで発売予定なので、日本で発売するとしてもかなり先になりそうです。


LINE WAVE


LINE WAVE


 通話アプリ大手のLINEと、その親会社である韓国NAVERが共同開発している「Clova」というAIを搭載するスマートスピーカーです。


 日本でも既に予約受け付けが開始しており、私も予約しました!


SHARP


シャープ


 スマホやロボット型掃除機に「エモパー」と呼ばれる音声対話型のAIを搭載してきたシャープも、スマートスピーカーを開発中です。


Apple HomePod


 2017年6月に発表、同年12月にまずは英語圏での発売が予定されているAppleのAIスピーカーです。


Apple HomePod


 iPhoneでもおなじみの音声認識AI、Siriを搭載しており天気やスポーツの結果などを質問すると答えてくれます。


 他社の製品との差別化ポイントは2つあります。
 一つ目はセキュリティが高いという点で、他社のAIでは利用者の個人情報を外部のサーバーに送信したり、保管するのに対しAppleのHomePodではデータを端末内でのみ保管することで、信頼性を高めています。


 二つ目のポイントは音質。他社の製品でも「声」で操作をすることで音楽を再生する機能を持つ製品も少なくありませんが、HomePodはその音質にこだわっていると謳っています。


 価格がGoogle Homeの2倍以上と高価格で、かつ後発組となるため発表時点で既に苦戦が予想されていますが、Appleファンを中心に根強い支持を集めそうです。


各社製品の製品の比較


 文章で解説しても違いが分からなかったと思うので、参考になる情報を紹介しておきます。20017年6月7日の日本経済新聞朝刊に掲載されていた、各社製品の自動応答技術の精度の比較データです。


製品名 質問に応答できた割合 応答が正しかった割合 合計
Google Home 68.1% 90.6% 61.7%
Microsoft 56.5% 81.9% 46.3%
Amazon Echo 20.7% 87.0% 18.0%
Apple HomePod 21.7% 62.2% 13.5%

 米国のストーンテンプル・コンサルティングが5千種類の質問を行い、それに対する反応と回答の正確性を調査したデータだそうです。「合計」は質問に対して反応し、かつ正確に返答できた割合を私が計算して追加したものです。


 販売シェアではAmazonが圧倒的ですが、AIスピーカーとしての性能ではGoogleが群を抜いて優れていると言えます。




スマホがスマートスピーカーに?


 家電を操作するようなことはできませんが、既にスマホにはスマートスピーカーと同様に音声認識型のAIが搭載されています。例えばiPhoneのSiriやAQUOS PHONEのエモパーがそうです。また、開発中のLINEのClovaはソニーモバイルとの提携が発表されており、今後XperiaにClovaが搭載される可能性がありそうです。


 こうした流れがあるので、将来的に両者は「似たような」ものになっていくのでは、と私は思います。とはいえ、例えば家電を操作するには家電側のゲートウェイが必要なわけで、スマートスピーカーの方がその点で有利なので、うまい具合に住み分けがなされていくでしょう。


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