- 2017年4月20日更新
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スマホの悩みを解決する機能に注目 2017年4月19日、世界に先駆けて日本向けにリリースされたノートンのiOS版をご紹介します。 これまで当サイトでは、本アプリを「お金を払う価値は全くない」と紹介してきましたが、今回のアップデートにより少しは魅力が出てきたかな、と感じました。 セキュリティ強化というよりも、スマホを使っていて多くの人が遭遇する「悩み」を解決してくれる機能に注目です。 |
目次
iPhoneやiPad(iOS)のセキュリティ対策まとめノートンモバイルセキュリティの評価（総評）
iPhoneやiPadが搭載するiOSは、標準の機能だけでも充分なセキュリティが確保できます。また、そもそも「ウイルス対策ソフト」が存在していないため、ほとんどの人がセキュリティアプリは導入していないでしょう。
本アプリについても、勘違いされやすいですが「ウイルス対策」の機能はありません。
機能としては、パスワードを安全かつ便利に管理する機能と、ウェブサイトを安全に閲覧するための「セーフブラウザ」機能が中心となっています。
iOS本来の強固なセキュリティを考慮すると、必ずしもこのアプリを使わなければ安全性を確保できない、というわけではありません。逆を言えば、全く無意味というわけではないものの、価格に見合ったセキュリティ向上効果があるのか、少々疑問が残る点も否めません。
ノートンモバイルセキュリティ単体で購入するのではなく、Windows用もまとめて「3台版」などで購入して使うのがおすすめです。
購入・価格一覧
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1台/1年 3024円 1台/2年 5130円 |
機能の紹介
ノートンモバイルセキュリティの機能を詳しく解説します。
WEB保護（セーフブラウザ）
ノートン独自のブラウザを使うことで、フィッシング詐欺サイトやウイルス等の危険性があるサイトをブロックします。
動作感については、iOS標準ブラウザであるSafariと遜色ありません。ブックマークなどの機能もちゃんとあるので、ブラウザとしては「ふつうに」使えるものです。
ページにアクセスするごとに、そのページの危険性を画面上部に表示します。危険性がある場合は、サイトへのアクセス自体をブロックします。
サイトが安全かどうか、レポートで確認することも出来るので、どういったリスクが存在しているのかも一目瞭然です。
データ保管庫(パスワード管理）
新機能です。
パスワードなどの重要情報を、ノートンのクラウドサーバーに安全な状態で保管し、管理する機能です。
皆さんパスワードなどのログイン情報はSafariなどのブラウザに保存していると思います。しかし、それではPCなど他の端末でもログイン情報を利用しようと思った時に、スムーズに利用することができません。
本機能を利用すれば、PC版の「ノートンID」という機能とも連動できるので、PCで利用しているログイン情報をiPhoneでも利用できますし、その逆もスムーズです。ノートンのブラウザを利用する場合は、自動で入力してくれるので便利です。
また、カード番号などの「決済情報」の登録も可能です。
特におもしろいのは、クレジットカードをiPhoneのカメラで撮影すると、画像認識により有効期限やカード番号を自動で読み込み、保存できる機能です。
保存した情報は、ネットで買い物をする時などに簡単な操作ですぐに呼び出せるので便利です。入力の手間を省けます。
パスワード作成
サイトにログインする時などに使う「パスワード」は鍵のようなものです。
しかし、その設定を誤ると、鍵の強度が弱まって一瞬にして破られる危険性があります。
ノートンモバイルセキュリティのパスワード生成機能を使えば、破られにくい「安全な」パスワードを作ることが出来るので、パスワードの強化に役立ちます。
生成されたパスは人間が覚えられるような単純なものではないので、データ保管庫に登録して管理するのがおすすめです。
パスワードを強化してセキュリティを高めよう盗難・紛失対策
ノートンのサイトにログインすることで、
・端末の位置特定
・アラームを鳴らす
・端末に電話を掛ける
・データのバックアップを取る
上記の操作を遠隔で実行できます。
正直、iOSに標準で備わっているiPhone/iPadを探すという機能でも事足りる内容です。
iOSのセキュリティ対策
