有機ELテレビの消費電力は液晶の2倍?!

有機ELテレビの消費電力、実は…


 画面の薄さや画質の良さと並んで、有機ELテレビのメリットとしてよくあげられるのが「消費電力の少なさ」。では、実際に現行発売中の同インチの液晶テレビと比較した場合を見てみましょう。


 ・液晶テレビ『REGZA−J20X』…200w
 ・有機ELテレビ『LG 55EC9310』…320W


 ここで比較した液晶テレビは4K対応モデルですが、2Kモデルの消費電力は165W、とさらに小さくなります。現時点ではここまで差がありながら、それでも「有機ELテレビは消費電力が小さい」と言われる理由。
 それは、有機ELテレビの消費電力が理論上は液晶テレビの半分、場合によっては10%程度まで小さくできる可能性を秘めているからなのです。


有機ELテレビの比較&おすすめ機種の紹介

有機ELテレビを覧表で比較できます 各機種の消費電力も丸わかり

消費電力が大きい理由は?


 今のところ有機ELテレビの消費電力が液晶テレビを大きく上回っているのには、有機ELディスプレイの性質そのものに理由があります。自家発光タイプの有機ELディスプレイは、液晶テレビのようにバックライトはいりません。その分、薄型化や軽量化もしやすいのですが、逆にいえばバックライトに頼らず自分自身の力で発光する必要があります。テレビから離れても十分見やすい明るさをキープするためには電圧を上げるしかなく、その結果消費電力はアップしてしまうというわけです。  また、その他にも


 ・電力の25%しか活用できない(蛍光材料の場合)
 ・赤、緑、青それぞれの3分の2の光が無駄になっている(カラーフィルター方式の場合)


 という理由があげられます。材料と発光方式、この2点が改善されれば有機ELテレビの消費電力は圧倒的に小さくなるのです。


今後の展開に期待!


 ただし、発光方式は製造コストの有利なカラーフィルター方式が今後も主流になるでしょう。今有機ELテレビ分野でもっとも勢いのあるLG社はこちらを採用しています。ですが材料に関しては、すでに「蛍光材料」より発光効率が良い「燐光材料」の研究が盛んに行われています。そしてここ近年、バックライト効率を飛躍的に上げ、消費電力ダウンに成功した液晶テレビの技術革新もそろそろ頭打ち感が見えてきました。対して有機ELテレビはまだまだ成長段階。


 今は表舞台から身を引いたプラズマテレビも、初登場から15年かけて消費電力で液晶テレビを逆転した例もあります。大きな潜在能力を秘めた有機ELテレビの今後に期待しましょう。




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