有機ELテレビ/ディスプレイのデメリットと弱点

有機ELテレビの弱点


 美しく鮮やか、コンパクトで省エネ。次世代技術として期待される有機ELテレビですが、現状ではこんな弱点や欠点もあります。



関連記事

有機ELテレビの比較&おすすめ機種の紹介

現在発売中の機種を一覧表で比較できます

有機ELテレビのメリット・強み

液晶ディスプレイよりも優れている点は?

広告


値段が高い


有機ELテレビは値段が高い  年々価格が下がり続けている液晶テレビは、いまや55インチの大型モデルも10万円台で手に入るようになりました。それに対して有機ELテレビは、まだ最安値で20.5万円(2016年12月時点 価格.com最安値 : LG製55インチ) 性能が良いとはいえ、テレビにそんな大金は払えないという人も多いでしょう。


 しかし、たいていの家電製品は発売から数年で驚くほど安くなり、元の値段が高ければ高いほど下げ幅も大きくなるものです。発売当初「1インチ1万円」が目安だったプラズマテレビも、数年後には半額程度になっていました。
 有機ELテレビについても、2016年8月の最安値「24万円」から4ヶ月足らずで3.5万円も値下がりしています(同機種で比較)


 中国や韓国のメーカーが数千億円規模の投資を行っており、2019年頃までに続々と巨大工場が稼働します。手に入りやすい値段になるまで、そう時間は掛かりません。


寿命が短い


プラズマディスプレイ 10万時間
液晶ディスプレイ 6万時間
有機ELディスプレイ 3万時間
ブラウン管 1〜2万時間

 液晶テレビの寿命が6万時間と言われているのに対し、有機ELテレビの寿命は現時点では3万時間と半分程度にとどまります。とはいえ、一日5時間の視聴で16年ほどもつ計算になりますし、かつてのテレビの主役だったブラウン管よりも長寿命です。


 LG社が「10万時間を過ぎると発光量が少しずつ減っていく」と主張している通り、長寿命化はどんどん進んでいます。一般家庭での使用であれば、寿命を気にしなくてはならない程の物ではありません。


詳細記事 → 有機ELテレビの寿命

直射日光で見えづらくなる


直射日光に弱い有機ELディスプレイ  液晶と比べて最高輝度が低いため、直射日光が当たると見えづらくなります。屋内で使う分には特に不満になる程ではありませんが、日当たりの良い南向きのタワーマンションなどでは不満に感じる可能性も無いわけではありません。


 なお、今後発売が予定されているパナソニックの有機ELテレビは、従来型と比べて「明るさ2倍」を謳っています。輝度が低いという弱点は過去のものになろうとしています。


詳細記事 → 有機ELディスプレイが屋外で見づらい理由は?

消費電力が大きい(現状)


 理論上では、液晶よりも圧倒的に低消費電力になるはずの有機ELディスプレイ。ですが、今現在発売されているモデルで比べますと、同じサイズでもソニーのブラビア(液晶)が149Wなのに対し、LG OLEDは350Wもの消費電力になっています。


 スマホ向けの小型パネルでは、既に液晶と比べて圧倒的な低消費電力を実現しています。しかし、テレビ用の大型のパネルではまだ技術的な壁を突破できていません。
 将来の省エネ化に大いに期待したいところです。


詳細記事 → 有機ELテレビの消費電力

お手頃なサイズを選べない


 現在国内で販売されている有機ELテレビは、最低55インチ。
 そんな大きなサイズは置けないよ、というご家庭も少なくないでしょう。2017年中に国内メーカーが続々と有機ELテレビに参入しますが、やはり最低でも55インチという大型機種ばかりです。手の届きやすいサイズの製品が登場するには、まだ時間が掛かりそうです。


有機ELテレビの比較&おすすめ機種の紹介

現在発売中の機種を一覧表で比較できます

日本メーカー製を選べない


有機ELテレビは韓国メーカーが強い  ソニーやパナソニックなどの日本メーカーは、テレビ向け大型有機ELディスプレイの自社生産を断念。タブレットやスマホ向けの小型有機ELディスプレイ開発にシフトしています。また、サムスンも当面は有機ELテレビの開発を見送り。つまり、有機ELテレビを今買うなら「LG社製」一択ということです。


 ちなみに、パナソニックが欧米で発売した有機ELテレビ(国内投入は2017年予定)は、LG製パネルを採用。続いて参入を表明したソニーや東芝の有機ELテレビも、パネルはLG製です。


 とはいえ、実は液晶テレビでも状況は大して変わりません。日本メーカーのテレビであっても、中のパネルは韓国や台湾、中国製を採用しているものが大多数で、日本製パネルの使用は一部の高級機種に限られています。


 液晶でも有機ELでも、原材料や工場の生産設備は日本メーカーが今でも強いです。有機ELの製造の重要な部分の多くは日本企業が担っていますから、有機ELを毛嫌いするのは良くないです。海外製に抵抗がある人も、日本の家電メーカーから有機ELテレビが発売されたらぜひ検討してみてください。


詳細記事 → 有機EL(OLED)を下支えする日本メーカーの一覧
「純国産」有機ELテレビが今後も登場しない可能性



有機ELテレビの記事


有機ELテレビの比較&おすすめ機種の紹介

現在発売中の機種を一覧表で比較できます

有機ELテレビのメリット・強み

液晶ディスプレイよりも優れている点は?

有機ELテレビの画質

どの液晶テレビも太刀打ち出来ない、圧倒的な画質の魅力とは

有機ELテレビの寿命

欠点の一つと挙げられることが多い「寿命」の問題について

有機ELテレビの消費電力

消費電力が小さい、というのは必ずしも本当ではない?


ウイルスバスター公式トレンドマイクロ・オンラインショップ
セキュリティソフト
の比較
Windowsのセキュリティソフト比較 Androidスマホ・タブレットのセキュリティソフト比較 iPhone/iPad(iOS)のセキュリティ Macのセキュリティソフト比較
おもしろ
デバイスの比較
スティックPCの比較 Windows Phoneの比較 タブレットの比較 スマートウォッチの比較 超小型PC/ミニPCの比較