スマートフォンの盗難・紛失による情報流出への対策

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〜スマートフォンの盗難・紛失による情報流出への対策〜

ポイント

パスワードでロックをかけておく
GPSで端末の位置を特定できるようにしておく



個人情報の塊 スマートフォン

 スマートフォンは電話帳やメールなど、個人情報の塊といえます。そんなスマートフォンがひとたび悪意を持った人の手にわたってしまえば、何に悪用されるか想像もつきません。しかしスマートフォンは普段から持ち歩くもの。だからこそ盗難や紛失のリスクは決して小さくはないのです。

 平成24年の1年間で警視庁はなんと13.9万台もの携帯電話を遺失物として受理したそうです。もしあなたがスマートフォンを紛失してしまって、それが落し物として警察に届けられればまだ運は良い方なのかもしれません。スマートフォンは中古でも高値で取引されます。悪意を持った人があなたのスマートフォンを盗み、端末を売り飛ばすだけでなく中のデータを悪用するということも可能性としては充分考えられるのです。普及率はもうすぐ4割に到達しようとしている今だからこそ、スマートフォンの盗難・紛失対策をもう一度考え直してみませんか。



気をつけるべきポイント

パスワードでロックをかけておく
 第一の防御策です。あなたのスマホが悪意を持った第三者の手に渡ってしまった際に時間稼ぎができます。また、あなたの身の回りにいる人が出来心であなたのスマホを覗く、ということも防ぐことができますよ(笑)
 アメリカCNNの調査によれば、米国のスマートフォンユーザーの約6割がパスワードを設定してロックをかけているそうです。パスワードでロックをかけるのはスマホユーザーの常識ともいえるのではないでしょうか。

〜設定方法〜
iPhone
iPhone/iPad/iPod touch(ios)の個人情報保護対策
 「パスコードロック」の項を参照

Android
 設定>セキュリティ>画面のロック>パスワード

GPSで端末の位置を特定できるようにしておく
 たいていのスマートフォンにはGPS機能がついています。このGPS機能を使えば、スマホをなくしてしまっても自分のスマホの位置を特定することが可能です。この機能を利用して、2012年1月に福岡のパチンコ屋でカバンごと盗まれてしまったiPadの位置を持ち主が特定、警察に届け出て犯人が逮捕されたという事件もありました。もちろん盗まれないこと、なくさないことは大事です。しかしいくら気をつけていても、人間ですから「うっかり」ということもあるでしょう。単に個人情報流出防止という観点からだけでなく、「うっかり」をリカバリーするためにもこうした機能をぜひ活用してください!

〜設定方法〜
iPhone
iPhone/iPad/iPod touch(ios)の盗難・紛失対策
 「パスコードロック」の項を参照

Android
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