Androidの脆弱性、サポート終了問題について

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Androidの脆弱性

  2014年春、Windows XPのサポートが終了となり世界中でちょっとした騒ぎとなりました。サポート終了というのは、OSに欠陥が見つかっても更新プログラムの提供を行わない、ということでセキュリティ上の欠陥も放置されることになります。
 実はこの問題がAndroidでも起きているというのです。2015年1月の米国の研究者Tod Beardsley氏によれば、Android4.3以前のセキュリティパッチの提供を、Googleが終了したというのです。つまり、セキュリティ上の欠陥が見つかっても、Googleは修理してくれないというのです。


脆弱性、何が問題?

  自分のスマホはウイルス対策アプリをいれてるから大丈夫。そう油断してはいけません。脆弱性というのはシステム上の欠陥のことです。脆弱性を放置することを例えていうなら、ドアに穴があいていて、その穴に手を入れると外から鍵を開けられるような状態です。強固なセキュリティソフトを使っていても、脆弱性があると簡単に攻撃を受けてしまう可能性があるのです。いかに危険かということをご理解いただけたでしょうか。


どうすればいいの?

  まず、自分のAndroidのバージョンを確認してください。「設定→端末情報」と操作すると、「Androidバージョン」という欄に今お使いのAndroidのバージョンが表示されています。この数字が「4.4未満」の場合、サポートが終了しているといわれるバージョンになります。


 もし4.4未満だった場合は、OSをアップデートしましょう。「設定→端末情報(一番下の方)→Androidバージョンアップ」とたどっていくと、Androidをバージョンアップできます。しかし、バージョンアップできない端末も多くあるので、アップデートできない場合は諦めましょう。4.4というボーダーラインは意外とハードルが高く、例えば2013冬モデルのスマホでも多くがこの基準に引っかかってしまいます。(いくらなんでもサポート打ち切りが早過ぎるのではないか、と思います)


 サポートが終了したOSを使い続けるのは非常に危険です。可能であれば今すぐ4.4以上へアップデート、それができないのなら端末の買い換えをおすすめします。しかし、現実的には買い換えというのは難しいですよね・・ その場合は最低限、セキュリティアプリ(ウイルス対策)を導入し、怪しいサイトへのアクセスや怪しいメールの開封は控えるなどの注意を心がけましょう。以下のページでセキュリティアプリの比較や、Androidをより安全に使うための情報を紹介しています。

Androidのセキュリティアプリ

Androidスマホやタブレットを保護するセキュリティアプリの比較

 

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